痔ろう(痔瘻)体験日記 痔ろう予防で健康な体を手に入れよう!

痔ろう手術を経験したどり着いた究極の痔ろう予防法を教えます

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痔ろう手術当日(入院1日目) 中編

      2015/08/30

痔ろう手術の手術の時間が来てしまいました。病室のベッドごと手術室へと運ばれる私。血を見るとすぐ貧血を起こしてしまうような私は人生初の手術を無事に乗り切ることが出来るのでしょうか。

痔ろう手術、開始される

14:15 部屋のベッドのまま手術室に運ばれる

看護士さん「じゃぁ、手術室まで行きますね~」

看護士さん二人体制でベッドが運ばれていきます。病室のベッドは柵が自由に付け外しできる設計になっており、今は落ちないように各方位すべてに柵が取り付けられています。

私はこの病院が今日で2回しか訪れたことがなく、院内をそれほど詳しく知っているわけではありませんが
それでも看護士さんにベッドを押してもらい眺める天井はどれも知らないものばかりで不安だけが増大していきます。

途中窓から外が見えました。曇天模様で、今の心がそのまま投影されているようなじっとりとした天気です。
自由に外に出られないことがこんなに辛いなんて・・・。

何度かのスロープを経てエレベータに乗り地下1階まで降りていきます。
そして、両開きの扉をなんどかくぐるとグリーンで統一された色調の壁に変わりました。

14:20 手術室に到着

いままでのコンクリートに塗装をしただけの廊下とは明らかに趣が異なります。
一般病棟から手術関連病棟に移ったことが分かります。

看護士さん「よろしくお願いします~」

私をここまで連れてきてくださった看護士さんが自動ドアの向こうから現れた方と挨拶を交わしておられます。

看護士さん「病歴は特に無し、引き継ぎ事項も特には~、あ、とっても緊張してらっしゃるので」

ここまでで緊張は局地に達し、かなり呼吸が荒くなっています。

途中、途中でなんども看護師さんには大丈夫ですよ~と声を掛けて頂きましたが、いまだ恐怖は拭えていません。

看護士さんと話されていたのは手術に立ち会う医師の方の様です。

頭の上で自動ドアが再度開きました。今度は私が寝そべっている病室ベッドが中から出てきました。

看護士さん「お疲れ様でした~」

どうやら手術を終えたばかりの患者さんの様です。もう手術終わったなんてうらやましい!

私を押してきてくださった看護士さんはそちらの患者さんを病室に連れて変えられるようです。

看護士さん「じゃぁ終わったらまた迎えに来ますね~!」

元気付に声を掛けてくださり病室に戻って行かれました。

私には手術室から出てこられた医師の方が来られました。

医師さん「こんにちは~、よろしくお願いしますね~」
柄が可愛い縁のメガネをされた女性の医師の方でした。
帽子もマスクもきっちり付けられて目元しか見えないのですが、とてもやさしげな雰囲気が伝わってきます。

私「ハ、ハイ・・・ヨロシクオネガイシマス・・・」

優しげな雰囲気に少し安心したものの、緊張マックスの私は受け答えもだいぶ怪しくなってきました。

医師さん「あら~、だいぶ緊張されていますね~。大丈夫ですからね」
私「ハイ・・・・」

医師さん2「いいですよ~」

手術室の向こうからまた違う医師さんが現れました。こちらも女性の医師の方でした。お二人共ずいぶんお若そうな印象です。
医師さん2「よろしくお願いしますー」
私「ハ、ハイ・・・ヨロシクオネガイシマス・・・」

さっきと全く同じぎこちない挨拶を交わしながら私のベッドは手術室に吸い込まれていきました。

 

14:25 手術室に入る

手術室は前室と同じくグリーン色調のとても広い部屋で中央に緑のシーツが掛けられた手術台が有ります。
それを囲むように様々な機器がならんでいます。壁際にはいくつか棚が設えられており、薬品が並べられています。棚によっては冷蔵機能を持ち温度管理が必要な薬品が収められているようです。
手術台の上にはいくつもの光源がある「いわゆる手術室のライト」がありました。ドラマなどでみるライトよりやや細めのたまご型を並べたような構造で近未来的な雰囲気を醸しています。

私の診察室のベッドが手術台まで横付けられました。
手術室はクリーンルームのはずなのに、病室にあったものをそのまま運んでこられることに少し驚きました。
雑菌とか大丈夫なのかなぁと疑問に思いましたが、私自身もオフロに入ったわけでも消毒された訳でもないので移動で一時的に入る程度は問題ないのかもしれません。

手術室の中をある程度観察した結果、この時点でショックのあまり脳貧血になるんじゃないかと心配していましたが寝転がっているせいか全くその徴候はありません。
少しだけ安心したその時、私はある衝撃的な事項に気づいてしまったのです。

何か聞こえるんです。緊張していたはじめは気づきませんでしたが、音楽の様なものが聞こます。

 

 

これは・・・

 

( ;゚Д゚)「GLAY!!!!」

 

残念ながら曲名までは分かりませんでしたがこれはまさしくGLAYです!!
頭のなかでFM802土曜日担当パーソナリティーのマーキー氏が良い声で「グゥレェェェェイ!!!」と曲紹介がかかります。(←マーキー氏大好きです)

 

私「いつもこんな感じで音楽流れているんですか?」
看護士さん1「そうですよ~。なにか好きな音楽があれば掛けますよ。有線ですけど」

手術室で患者さんの不安を和らげる為に好きな音楽をかけるサービスがあると聞いたことが有りますが、いざ手術室でGLAY、もとい「グゥレェェェェイ!!!」のノリノリなビートを聞くと今から手術だという事を忘れてしまうほどのインパクトです。実際、お願いしたら有線のリクエストを入れてもらえるんでしょうか・・・。

手術室は恐ろしい所、という雰囲気を一瞬にして破壊した「グゥレェェェェイ!!!」ですが、手術開始の準備は着々と進められています。

看護士さん1「じゃあ、となりの手術台に体を起こして移動できますか~?」

ついに手術台という名のまな板にのる瞬間が来てしまいました。執刀開始まで後僅かです。
「グゥレェェェェイ!!!」で緩んだ緊張もまた一気に復活してしまいました。

後編へ続く・・・。

 - 20_入院中

             

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