46_痔ろうQ&A(手術編)

痔ろうの手術はどの様な種類がありますか

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Q.痔ろうの手術はどの様な種類がありますか

A.痔ろうを治療する為の手術方法には3種類存在します。

痔ろうの根治治療で使用される手術は以下の3つです。

  • 解放切開術
  • くり抜き法
  • シートン法

3つの痔ろう手術法

3つの手術方法には適用出来る痔ろうのタイプのほか、治り方や後遺症にも違いが有ります。それぞれの手術の特徴は以下の通りです。

 

痔ろう手術方法の違い
項目 開放切開術 くり抜き法 シートン法
痔ろうのタイプ I型、II型 I型、II型、III型、IV型 I型、II型、III型、IV型
2次口の位置 肛門の後ろ側(背中型) 全方位 全方位
手術難易度 簡単 難しい 普通
麻酔のタイプ 腰椎麻酔 腰椎麻酔 腰椎麻酔
手術時の痛み 無し(麻酔が効くため) 無し(麻酔が効くため) 無し(麻酔が効くため)
再発率 極めて低い 高い 低い
入院日数 日帰り~1週間程度 日帰り~1週間程度 日帰り~1週間程度
手術後 1ヶ月~2ヶ月程度で完治 1ヶ月~2ヶ月程度で完治 3ヶ月~1年程度で完治
後遺症 完治までおならが我慢しにくい 特になし ゴムが残るため違和感がある

 

解放切開術

手術の中でも『解放切開術』は簡単な手術に位置します。何と言っても、痔ろうを丸ごと切除し、縫合等は一切行わずガーゼを当てるだけのお手軽手術です。施術も最短10分で終わってしまうこともあります。ただし、肛門括約筋という肛門の調整をする筋肉まで切除してしまうため、切除しても影響の少ない背中側に痔ろうがある時しか使用できません。

切開解放術の詳細は『開放切開術とは』で詳しく解説しています。

くり抜き法

くり抜き法は切開解放術では肛門括約筋を痛めてしまう背中側以外の位置に出来た痔ろうに適用します。肛門括約筋に当てないようにくり抜く必要があり、肛門機能には影響が少ないのですが、再発率が高く完治しない可能性があります。

くり抜き法の詳細は『くり抜き法とは』で詳しく解説しています。

シートン法

ろう管に『ゴム紐』を通して、ゴム紐が締まる力を利用して長い時間を掛けてろう管から体を徐々に切除していきます。非常に長い時間をかけるため、切る側から体の再生が起こるため、肛門括約筋も切除してしまいますが、再生が早いため筋肉の働きを失わないというメリットがあります。デメリットは治療に非常に長い時間がかかるということ。短くて3ヶ月、ながければ1年もゴム紐を肛門に通したままにしなければなりません。

シートン法の詳細は『シートン法とは』で詳しく解説しています。

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