Q. 痔ろう手術後にバリウム検査を受けても良いですか
A. 手術から１年程度はやめておくほうが無難です
もくじ
1. 手術後半年経っても手術の跡は消えない
私は手術から半年程度で完治宣言を貰いましたが、最後の診察でも手術の跡はまだまだ見て取れる状態でした。
先生によっては若干傷口が残っていても日常生活に支障がないレベルに回復していれば、見切り判断で完治宣言を出される方もおられるようです。
この為、あなたが完治宣言をもらっていても、完全に傷が塞がっていたかどうかは判断できない状態なのです。
2. 痔ろうは再発する
痔ろうは歯状線と呼ばれる肛門上部のくぼみに不安定なお通じが入り込み細菌が繁殖することで発生します。一度手術を受けて発症部位を取り除いても歯状線は複数あるため、何度も再発する可能性があります。
また、手術跡の傷口が完全に塞がっていない場合、そこから細菌が繁殖し痔ろうになる可能性があります。
つまり、手術後の傷口が残っている状態で不安定なお通じをするのは再発の危険性が高まるということになります。
3. バリウムの後の下剤が危険
バリウム自体には細菌はいません。しかし、バリウム検査後は必ず下剤を服用します。この下剤により通常の便も不安定なお通じとなって排出されることになります。
この結果、若干傷口でもが残されている場合には人よりも痔ろうが再発する可能性が高くなってしまいます。
4. 痔ろう手術を受けた後は1年はバリウム検査を見送ろう
大抵の会社員の方、自分で人間ドッグなどを受けられる方は1年周期だと思います。痔ろう手術を受けた時は、その次の検査でバリウム検査を見送ると良いでしょう。
こうすることで手術後1年以上は不安定なお通じを誘発する行為を避けられますので再発の危険性が大きく下がります。
5. どうしてもバリウム検査を受けなければならない時
どうしても、バリウム検査を避けられない場合は以下の事に注意してください
- 主治医の指示を受ける
- 下剤の後、速やかに回復させる準備をする
主治医の指示を受ける
内部の傷口が完全に塞がっているかどうかは実際に肛門鏡で内部を見て見ないことにはわかりません。必ず手術を受けた先生に診察をしてもらい、バリウムによる不安定なお通じが勢いよく通過して良いか確認してください。
下剤の後、速やかに回復させる準備をする
バリウム検査とはいえ、不安定なお通じが肛門を通過することには変わりありません。主治医により手術の傷口が問題ないと判断されても、人間に複数存在する歯状線（肛門の奥にあるくぼみに）が残っている以上は不安定なお通じが歯状線に入り込み再発の可能性があります。
再発を防ぐためには、下剤を服用して荒れてしまった腸内環境をできるだけ早く元に戻してあげることが求められます。
一度、バリウム検査による下剤を服用すると、激しい不安定なお通じが起こり、腸内の善玉菌が全て押し流されてしまい、不安定なお通じを誘発しやすい環境になります。
バリウムを飲んだ後は速やかに善玉菌を増やして腸内環境を改善してあげる必要があるのです。
バリウム検査の下剤は服用から2、3時間程度で効果を表し、1、2時間程度で全て出切ってしまいます。不安定なお通じが止まったらできるだけ早く善玉菌を増やす作業を行いましょう。
善玉菌を速やかに増やすには「フジッコの善玉菌のチカラ」がおすすめ
私はいつもフジッコの善玉菌のチカラ 
を持ち歩いており、バリウム検査の不安定なお通じが終わったらすぐに服用するようにしています。
究極の痔ろう予防法
フジッコの善玉菌のチカラ は軽量のカプセルでできており、必要な善玉菌が屋外にいながらすぐに摂取することが可能なのです。
家に帰ってからヨーグルトなどで摂取することも不可能ではありませんが、ついつい忘れがちになります。確実に善玉菌を増やして、無駄な不安定なお通じを引き起こさないように対処することが痔ろうの再発を防ぐためには最も重要なのです。
ちなみに、フジッコの善玉菌のチカラ は私が不安定なお通じに悩んでいた頃、友人から教えてもらった製品で、不安定なお通じ防止に非常に効果がありました。10年来治らなかった不安定なお通じがあっさり治った為、とても驚きました。それ以来、毎日持ち歩いている他、バリウム検査の後の腸内フォローなど大活躍をしています。（私のフジッコの善玉菌のチカラで不安定なお通じがあっさり治った話はこちらで紹介しています）
私の場合、不安定なお通じが止まった後、すぐにフジッコの善玉菌のチカラ を服用しておけば翌日の便は通常の硬さの健康な物が出ています。
一度、痔ろうの苦しみを経験したあなたは、ぜひフジッコの善玉菌のチカラ で痔ろう再発のない健康な生活を送ってください。