10_発症から入院まで

痛くて一日寝っ転がる(痔ろう2日目)

痔ろうも二日目になりました。悪魔の参観日が終わり、お風呂マッサージで十分お尻を揉みほぐしたので痛くなくなったんじゃないかと期待して起きたのですが、どうもダメだったようです。昨日にもましてお尻が痛くなりました。

 

1. 痛くて座れない

1.1 痔ろう2日目の痛み

具体的には以下の様な痛みです。

  • お尻の奥のほうが痛い
  • 手で触っただけでは肛門周りに凸凹は感じない
  • 座っていても痛い
  • 立っても痛い
  • 歩いても痛い
  • お尻(肛門)に力を入れても痛い
  • 痛みの種類は、鈍痛でずーんと来る痛み

1.2 普通の痔と痔ろうの違い

今思い返せば、普通の痔と一番違うのは『痛みの位置』『肛門周りの凹凸の有無』でした。

普通の痔(イボ痔)

  • 肛門に血流が悪くてイボが出来る
  • 痛いのはイボが周りから押されたりする事で感じる

痔ろう

  • 手で触っただけでは肛門には異常が感じられない
  • 肛門を押してもさほど痛くない

この様に明らかな違いがあります。いつもとなんか違う…という不気味な感覚が襲ってきます。

1.3 痔ろうの排便後の痛み

そして、恐怖の排便タイムです。普通の痔ならば排便後に血が出るなどの症状がありますが今回はどうでしょうか。

私「いた…くはないね」

幸いにも痛くはありませんでした。しかし、下痢気味だったからかもしれません。

私は元から下痢体質で一週間の半分は下痢気味なのです。

なので肛門通過時もさしてダメージを与えなかったのでしょう。

しかし、痛みはその後襲ってきました。

排便後に椅子に座ってパソコンに向かっていると、だんだんお尻の奥が痛くなり、座っていられないくらいになりました。痛みの種類でいえば『ジンジンする』が最もしっくりきます。

結局、排便後1時間も経たないうちに布団にうつ伏せに寝る事になってしまいました。

 

2.病院に行く決意をする

2.1 期限はあと2日

幸いにもこの週末はお休みでやる事もなく、月曜日も休みを取っており2日は休養する事が出来ます。しかし、火曜日には再び仕事に行かねばならないので、2日で回復しなければならない事には違いありません。

痔で病院に行ったことは無かったのですが、今回ばかりは立つことも座る事もままなりません。早く病院で診てもらって治す必要があります。

正直、お尻を指や器具でホジホジされるのにはかなりの抵抗がありますが、日常を取り戻す為には致し方ありません。

2.2 肛門科のある病院を調べる

病院にかかる事を決めたのは良いのですが、肛門科は初めてです。ネットを駆使して家の近くの病院を探します。なお、お尻が痛くて机に向かえないので布団に寝転んでスマホで探しています。

調べてわかったのですが、肛門科はあまり数がありません。私は奈良県在住なのですが、肛門科は大病院がほとんどです。しかも、病院のホームページを見ると肛門科は外科のおまけになっていたりと、あまり得意そうでは無い事がうかがい知れます。

暫く探して、ようやく一件だけ家の近くに肛門科のクリニックがあるのを見つけました。

私「よし、明日はここに行くことにして今日は休もう」

嫁様に一日寝て回復を図ることと、明日午前中に病院に行くことに了承をもらい、その日は一日中うつ伏せで過ごしました。

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