Q.痔ろうの手術後は座浴が必要ですか
A.必須ではありません。
痔ろうに関する情報を集めると、「退院後は座浴をする」という言葉を目にすると思います。しかし、座浴は痔ろうの治療で必須という訳ではありません。
座浴をするためには「座浴器」と言われる器具が必要になります。また、トイレにお湯を用意するという簡単ならざる作業が必要になります。退院後に静養期間として休みをとってもこの面倒な作業を一日に何度もするのはとても大変です。
しかし、安心して下さい。座浴を一切行わなくてもちゃんと手術の傷を癒やすことができます。
座浴の代わりにお風呂で十分
痔ろう根治手術後は座浴をしないかわりにお風呂に入ることで傷をしっかり治すことが出来るのです。
座浴が良いとされるのは、お尻全体を暖め血行が促進されると治りが早くなる為です。
実は、座浴より下半身をしっかり暖めることができるお風呂のほうが治りが早いのです。
私は、手術後3日目で退院し、起床後、昼食後、夕食後、寝る前と一日4回+うんちをした後洗浄がてらにお風呂三昧な生活を送りました。
そのかいあってか、1週間後の検診では主治医の先生からすごく良く治っているので次の診察は1週間後ではなく1か月後でOKの許可をもらったほどです。
この為、痔ろう手術後はお休みを1週間ほど取り、お風呂三昧をされることを強くおすすめします。