00_痔ろうと肛門周囲潰瘍を完璧に予防する方法 01_フジッコの善玉菌のチカラ

痔ろう(痔瘻)、肛門周囲膿瘍を予防する7つの方法

あなたは痔ろう(痔瘻)、肛門周囲膿瘍に、なった事はありますか?どちらも『痔』の仲間ですが、治療には手術や激痛を伴う排膿などが必須になります。しかし、安心してください。この二つの病気は簡単に予防する方法があります。その方法を紹介しましょう。

1.痔ろう、肛門周囲膿瘍を予防するには

そもそも、なぜ痔ろうや肛門周囲膿瘍にかかってしまうのでしょうか。

原因は『不安定なお通じ』!

痔ろうの主な原因は肛門の奥にある『歯状線』と言われる部位にある『肛門陰窩(肛門陰窩)』というくぼみに不安定なお通じが詰まって化膿してしまう事で起こります。

痔ろう発生の仕組み

痔ろう発生の仕組み

痔ろう、肛門周囲膿瘍の主な原因はすべて『不安定なお通じ』にあるのです。

つまり、痔ろう、肛門周囲膿瘍を防ぐには『不安定なお通じを長期的に防げば良いという事なのです!

あなたがもし、年に何度か不安定なお通じを抱えて日常的にお腹の調子が悪いであれば危険サインです。不安定なお通じの回数が多ければ多いほど痔ろうや肛門周囲膿瘍にかかる可能性もあがってしまうのです。

では、肝心の不安定なお通じを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。不安定なお通じを発生させる原因は以下の7つの原因が有ります。それぞれの対策について説明しましょう。

 

2.不安定なお通じの原因と対策

2.1 過敏性腸症候群

過敏性腸症候群の原因

主な原因は以下の通りです。

  • ストレス
    ストレスがかかると腸内でセロトニンと呼ばれる物質が分泌されます。このセロトニンは腸内のぜん動運動を促進させ、腸内で十分な水分吸収が行われていないのに先へ送られてしまう原因となります。
  • 腸内環境の悪化(善玉菌の現象と悪玉菌の増加)
    もう一つの原因は腸内の環境が悪化してしまう事です。腸内では善玉菌と呼ばれる細菌により悪玉菌の発生を抑え、免疫力を高める働きをしてくれるが、度重なるストレスや無理のある生活が善玉菌の減少を招き、悪玉菌の増加を促してしまうのです。悪玉菌は腸内にあるものを腐敗させ、毒素のある有害物質を発生させてしまいます。腸内環境が悪化すると、小腸や大腸が十分に水分を吸収できなくなります。この結果、少しストレスがかかったり食事をして腸内の働きが促されただけで、水分吸収が十分になされていない不安定なお通じが出てしまうのです。特にストレスを感じていなくても食事をするだけで直後に不安定なお通じを発生してしまうという方は既に腸内環境が悪化してしまい、腸の水分吸収能力が悪化している事が原因です。

 

過敏性腸症候群の対策

過敏性腸症候群は原因が特定しづらく治療が難しいと思われがちですが、実は簡単に治療する方法があります。実際に私が行った方法で劇的に効果がありますので是非試してみて下さい。

  • 高いストレスの原因から2日程度、距離を置く
    生活の中で高いストレスを受けることは避け様がありません。しかし、過敏性腸症候群を治療するために2日程度で良いのでストレス源から離れる時間を作ってください。仕事がストレスであれば土日などで2連休があればそれでOKです。
  • 腸内環境を一気に改善する食品を摂取する
    ストレス源から離れている間に、腸内環境を改善させます。腸内環境を改善すると謳う食品は星の数程有りますが、残念ながら効果が無いものが数多くあります。2日という短い期間で腸内環境をきっちり戻すために確実に効果のある食品を使用するのが最大のコツです。私が実際に使用した一気に腸内環境を整えてくれる食品はこちらです。
  • 再度ストレスのある生活に戻って腸内環境の変化を観察する
    ストレスのない生活で便の調子が戻っても再びストレスのある生活に戻る事になると思います。しかし、一度腸内環境がリセットされていますので、ストレスが掛かっても再び不安定なお通じが再発せず済む場合があります。この場合は、普通の生活に戻っても構いません。しかし、ストレスがかかると再び不安定なお通じが起こってしまう可能性があります。この場合は再びストレス原因から遠ざかることで改善させることが出来ますが、頻繁に離れることが難しければ腸内環境を改善する食品を携帯するか継続的に摂取することで不安定なお通じを抑えることが出来ます。

2.2 食生活の乱れ

食生活が乱れる原因

日常生活を送っていると様々な出来事が起こり規則正しい食生活ができなくなります。食生活を乱す主な原因は以下の様なものです。

  • 朝時間がなくて食べられない
  • 夜が遅く食べ過ぎてしまう
  • 外食で済ませてしまうことが多い
  • お腹いっぱいになるまで食べてしまう
  • ダイエットで食事を大幅に制限している
  • 毎日お酒を飲む
  • 肉・魚・野菜のバランスが悪い

この原因を読んで該当するものがあると感じた方は以下の対策を取ってみてください。

 

食生活が乱れている場合の対策

食生活の乱れがすべて不安定なお通じに直結している訳ではありません。しかし、どれが原因かわからない場合はそれを見極める事からはじめましょう。

  • 2日間食生活を正す
    先ず、2日ほど規則正しい食生活を送る期間を設けて下さい。正しい食事を用意するのが難しいという方は魚メインで野菜が多く含まれる定食でも構いません。朝は8時まで、昼は12時から13時まで、夜は8時までに夕食を取り、その間の完食やアルコール摂取は避けます。お茶等は飲んで構いませんがお菓子等は避けます。とにかく2日間正しい食事を取ることが重要です。
  • 腸内環境を正す
    食生活の乱れが腸内環境を悪化させてしまっていて、それが不安定なお通じを招いてしまっている可能性が高いです。2日間の間に一気に腸内環境を改善してあげる必要があります。具体的には善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす必要があります。私が実際に使用した一気に腸内環境を整えてくれる食品はこちらです。
  • 制限が出来ない食生活だけ一つずつ戻していく
    2日間は食生活を正しましたが自分の生活においてどうしても譲れないものもあるかと思います。例えばお酒が大好きであれば、いつまでも制限していると生活が楽しくなくなってしまいます。この場合、不安定なお通じがおさまったら、制限できないものから順番に1つずつ戻して見てください。もし不安定なお通じが再発してしまったら2日間の食生活改善からやり直すことで不安定なお通じを止めることが出来るはずです。どうしても不安定なお通じを誘発してしまう物は諦めるか、頻度や量を下げることで維持できるかもしれませんので試してみてください。もちろん、やめてしまえる物はそのままやめてしまうとなお健康に良いのでお勧めですよ。

2.3 不安定なお通じを誘発させる食品

 不安定なお通じを誘発させる食品

食品によってはは胃酸を多く出したり腸のぜん動運動を促進させる効

食品によってはは胃酸を多く出したり腸のぜん動運動を促進させる効果があります。胃酸が出すぎると腸に届くはずだった善玉菌が死滅してしまう事があります。
また、腸のぜん動運動が促進されると、小腸や大腸が便を先に送り出すようになるのですが、腸の働きが落ちてしまっていると便の十分な水分吸収がなされないまま不安定なお通じ便として外に出てきてしまいます。

胃酸を出し過ぎたり腸のぜん動運動を促進してしまう食品は以下の通りです。

  • 刺激物
    トウガラシ、タバスコ、からし、わさび、にんにく、胡椒、しょうが、山椒、カレー、キムチなど
  • 脂質が高いもの
    脂身、バター、生クリーム、ナッツなど
  • アルコール
    各種お酒
  • 人工甘味料
    キシリトール、トレハロース、ソルビトールなど
  • カフェイン
    コーヒー、ココア、栄養ドリンク、コーラなど
  • 乳製品
    牛乳、ヨーグルト、チーズなど

 

食品で不安定なお通じが起こる場合の対策

不安定なお通じの原因が刺激物の場合、対策は簡単です。

  • 2日間だけ原因となる食品を全て除去する
    原因であげた刺激物を全て排除し、お腹に優しい食事を採ります。局所的にやめたりせず、原因となっている物質は全て除去するのがコツです。具体的にはうどん、りんご、麦茶で生活すれば完璧です。2日間だけお腹に優しい食事だけに留め、胃と腸の状態をリセットしましょう。
  • 腸内環境を正す
    刺激物が不安定なお通じを誘発させている場合、胃酸の出過ぎや腸のぜん動運動が活発化しすぎたため、腸内の善玉菌が減少し悪玉菌が増加してしまっている可能性が高いです。その結果、腸が水分を吸収できず不安定なお通じが起こります。2日間の間に腸内環境を改善してあげる必要があります。具体的には善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす必要があります。私が実際に使用した腸内環境を整えてくれる食品はこちらです。
  • 食べたものを記録し原因物質を特定する
    一度腸内環境を正し、きれいな便が出るようになったら毎日摂取した物と出た便を記録していって下さい。食べたものは24時間程度で排出されますので、再度不安定なお通じになってしまったら24時間さかのぼって摂取したものを調べて原因物質を絞り込んでみてください。不安定なお通じが治らない場合は再度、原因となる食品の除去を行い、腸内環境を戻してから原因と思われるものを試していって下さい。基本的に腸内の善玉菌量は年齢とともに減少しますので、今まではなんともなかった食品が不安定なお通じの原因となっていることもありえます。原因物質が特定できれば、今後はその食品を避けるか調理法を工夫してみるなどで改善することが出来ます。

 

2.4 体の冷え

体の冷えを原因とする不安定なお通じ

体が冷えると自律神経に刺激を受け、腸の水分吸収能力が損なわれてしまいます。朝日晩それぞれで手のひらをお腹に直接当ててみてください。手のひらよりお腹のほうが冷えていれば冷えが原因の可能性があります。

 

体の冷えによる不安定なお通じの対策

体の冷えで不安定なお通じになる場合は、特にお腹が冷えている事が原因になります。腹巻きやヒートテックのシャツなどでお腹を温めてあげることで急激に改善します。また、冷たい食べ物を避け内臓が冷えないように心がけることも重要です。飲み物は温めてから飲むようにし、アイスクリームなどの冷たい食べ物は避けるようにしましょう。

 

2.5 寝不足

 寝不足を原因とする不安定なお通じ

寝不足が続くと自律神経が正しく機能しなくなります。自律神経が損なわれると腸の働きが悪くなり小腸で十分に便から水分を吸収することが出来なくなってしまいます。平日は6時間未満の睡眠時間で土日で寝溜めをするような生活を続けている方に多く現れます。

 

寝不足による不安定なお通じの対策

睡眠時間を増やすことがベストです。しかしそれが出来なくても睡眠による不安定なお通じは止めることが出来ます。

  • 睡眠時間を増やす
    推奨される成人の睡眠時間は6時間が目安です。可能であれば6時間を目標に睡眠時間を増やすのがもっとも簡単です。
  • 睡眠の質を高める
    日本の成人は睡眠時間が短めで6時間を確保できない人が多く存在します。私も毎日5時間あるかないかという生活でした。しかし、必ずしも6時間寝ないと自律神経が損なわれるというわけではありません。それより短い時間でも睡眠の質を高めることで自律神経を守ってあげることが出来ます。具体的には以下の事を守るだけです。
    ・睡眠の1時間前に食事を終わらせる
    ・布団に入ってから携帯を触らない
    ・毎朝起きて5分ストレッチをする
    ・朝食を食べてゆっくりお茶を飲んでから出社
    これをするだけで睡眠のリズムが整いぐっすり眠ることが出来ます。
  • 腸内環境を整える
    自律神経が損なわれると、胃酸が出過ぎて善玉菌が死滅してしまう他、腸のぜん動運動が活発化してしまい、小腸で水分が吸収されないまま不安定なお通じとなって出てて行ってしまいます。睡眠時間を増やしたり、睡眠の質を高めて直接的な原因を断った上で、腸内環境を一気に改善することで不安定なお通じを止めることが出来ます。具体的には善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす必要があります。私が腸内環境を整える為に使用したサポート食品はこちらです。

 

2.6 生理

 生理を原因とする不安定なお通じ

生理中は『プロスタグランジン』と呼ばれる物質が分泌され、子宮を収縮させる事で生理を起こします。しかし、この『プロスタグランジン』は腸の動きを促進させる効果もある為、便秘が改善されるに留まらず不安定なお通じになってしまう場合があります。

 

生理による不安定なお通じの対策

生理が原因であれば対策の仕様がないと思いがちですがそうではありません。生理により分泌される『プロスタグランジン』は腸の動きを促進させる効果はありますが、本来不安定なお通じを引き起こすほどの効果は無いと言われています。つまり、生理により不安定なお通じを起こす人は、従来から腸内環境が荒れており、そこに生理で無理やり腸を動かされる事で不安定なお通じが起こっているケースが考えられます。この場合は以下の様な対策を試してみてください。

  • 生理(不安定なお通じ)が終わるのを待つ
    現時点で生理によって不安定なお通じが起こってしまっている場合は、一旦収まるまで待ちましょう。
  • 生理が終わったら腸内環境を整える
    生理が終わると『プロスタグランジン』の分泌も止まり、同じくして不安定なお通じも止まります。この時を見計らって腸内環境の改善を行いましょう。腸内環境が整えば、次回生理が来て『プロスタグランジン』が分泌されても不安定なお通じまで至ることがなくなります。具体的には善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす必要があります。実は善玉菌と悪玉菌のコントロールを行うと、不安定なお通じだけでなく便秘を改善させることが出来ます。私が腸内環境を整える為に使用したサポート食品はこちらです。

 

2.7 ウイルス

ウイルスの中には、ひどい不安定なお通じを引き起こしてしまうものがいます。

不安定なお通じを引き起こすウイルス

主な不安定なお通じを引き起こすウイルスは以下の通りです。

  • ノロウイルス
  • ロタウイルス
  • アデノウイルス

 

ウイルスによる不安定なお通じの対策

不安定なお通じがウイルスによって引き起こされる場合の対策は以下の通りです。

  • 病院を受診
    素人判断は危険の為、必ず病院を受診することをおすすめします。ただし、病院で上記のウイルスの診断がなされても効果的な薬はありません。
  • 絶食療法
    ウイルスによる不安定なお通じの基本的な治療法は絶食により腸内で繁殖したウイルスを不安定なお通じで出しきってしまうことにあります。水分が多く失われる為、水分摂取はこまめに行うとよいでしょう。
  • 不安定なお通じ症状がなくなったら腸内環境を整える
    不安定なお通じによって悪さをしていたウイルスを全て排出する事ができれば体調は回復してきます。しかし、腸内にもともといた善玉菌も一緒に流されてしまいますので、そのままにしておくと悪玉菌が増加しやすい状況です。体調が復旧した頃を見計らって腸内環境を一気に回復させてあげましょう。私が腸内環境を整える為に使用したサポート食品はこちらです。

3. 痔ろう、肛門周囲膿瘍の予防 まとめ

いかがでしたでしょうか。あなたが今日このページにたどり着いて頂けた事はとても幸運です。痔ろう、肛門周囲膿瘍の治療には多くの時間と苦痛を伴います。このページの内容を元に不安定なお通じを発生させない事で一生に渡り痔ろう、肛門周囲膿瘍にかからない生活をおくることが出来ます。ぜひチャレンジしてみてください。

  • 痔ろうと肛門周囲膿瘍は不安定なお通じによって引き起こされる
    不安定なお通じが肛門の奥にある歯状線というくぼみに入り込み化膿することで発症します。
  • 不安定なお通じには7つの原因がある
    過敏性腸症候群、食生活の乱れ、不安定なお通じを誘発する食品、体の冷え、寝不足、生理、ウイルスが原因として考えられます。
  • どの対処法にも共通するのは腸内環境の改善
    不安定なお通じを長く引き起こさない為の基本は、原因を経って、その間に腸内環境を一気に治すことです。腸内環境の改善には効果の高い物をしようしましょう。私が腸内環境を整える為に使用したサポート食品はこちらです。

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