10_発症から入院まで

病院を初受診 そして脳貧血(痔ろう3日目)後編

辛かったお尻の痛みも一段落し、診察を受けて一安心と思いきや完治には手術が必要な『痔ろう』だと診断されてしまった私。失意のまま調剤薬局へ向かいお薬をもらいます。

1. 調剤薬局で薬をもらう

病院では差し当たり症状を和らげる薬として抗生物質と解熱剤、胃の保護剤が出されました。

処方されたお薬

・セフカペンピボキシル塩 100mg
細菌を殺し感染症を治す。薬価34.6円 ジェネリック医薬品
・ロキソプロフェンナトリウム錠60mg
熱を下げる。薬価5.6円 ジェネリック医薬品
・レバミピド錠 100mg
胃の粘膜を保護し修復する。 薬価9.9円

 

どの薬も痔ろうの瘻管(お尻にできた管)を除去する力はありません。今出来てしまった炎症を抑えて症状を和らげるだけに過ぎません。既に痛みがない私がこの薬を飲む意味がどれだけあるのか疑問に思いつつ家路につきます。

2. お家に帰るも手術の恐怖に苛まされる

バイクで家に帰ります。気落ちしていると二次災害が起こりやすいので気力を奮い立たせて家まで走りました。

なんとか家に辿り着くと、嫁様に手術が決まったことを告げしばらく休憩させて欲しいと自室にこもりました。

手術が怖すぎて他のものを楽しむ余裕が全くありません。

部屋でPCをつけ、痔ろうについて検索しますが手術必須の情報しか出てきません。手術体験の日記を読んでみたのですが、速攻気分が悪くなってきました。

こんな調子で本当に手術を受けられるのでしょうか。。。

3. 次回診察の予約をとる

とりあえず次の診察の予約をK病院で取らなければいつまで経ってもこの状態から抜け出られません。K病院に電話をし予約を取ります。

私「駅前のM病院でA先生に見て頂いて次はそちらに来てほしいと言われまして、A先生の診察日に予約をしたいのですが』
担当さん「初診ですね。カルテを作るのでお名前生年月日とお電話番号を頂けますか」

私「私といいます。電話番号はxxx-xxxx-xxxxです」
担当さん「ありがとうございます。一番早くて今週の木曜日ですがどうしますか」

私「平日は仕事があるので土曜日でもいいですか」
担当さん「大丈夫ですよ。では10時からでいかがでしょう」
私「了解しました」

あっさり予約はその週の土曜日10時からになりました。平日は仕事でK病院とは反対方向なのでとても行けません。仕方なく土曜日の午前中を使います。

土曜日はいつも子供のプールの送り迎えをしていたのですが、嫁様は免許を持っていないのでしばらくお休みしてもらうしかありません。

かくして二回目の診察日も決まりました。

病院でもらった診断書には『痔ろう疑いあり』と書かれています。

私(痔ろうの疑いならまだ間違いって事があるかも)

などと甘い考えを持ったりしましたが、土曜日にはあっけなく打ち砕かれる事になります。

この日のお会計

病院診察料:1,760円
お薬代:720円
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合計:2,480円
これまでの医療費累計:2,480円

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