手術から2ヶ月弱が経過しました。手術後2回目の診察です。すでに痛みは全く無いのですが依然として滲出液が出ているのが気になる所です。果たして今回で無事に完治宣言をもらえるのでしょうか。
2回目の診察開始
初めは問診
先生「どうですかー?」
私「特に問題ないです!滲出液はまだ出ますけど」
先生「あれ?まだ出ますか?2ヶ月近く経つのになぁ。じゃあちょっと見てみましょう」
ズボンを緩めていつものとおり診察台に横になります。
先生「あれー?」
私(あれ?嫌な予感・・・)
触診開始
先生「ちょっと指いれますねー」
私「はい(今日は見るだけじゃなかったのか!)」
先生「これ痛い?」
先生が肛門の入り口で指をコネコネすると鋭い痛みが走ります。
私「うっ!痛いです!」
先生「うーん、肛門鏡でも見てみますね」
私「はい(なにか良くない状態なんだろうか・・・)」
肛門鏡も入れます
肛門鏡をぐにっと奥まで入れ、そーっと抜きながら中を確認されていると、ちょうど出口のあたりで鋭い痛みが起こります。
先生「はい。じゃあいいですよ〜」
久しぶりに肛門に指と器具が入ったので3分くらいの診察なのにちょっと疲れました。
看護士さん「お尻を拭きますね〜」
滑りを良くするジェルが付いているのでタオルで肛門をさらっと拭いて頂きました。
衣服を戻し椅子に座ります。
診察結果を聞く
先生「2ヶ月経つけどまだ肛門管の入って1センチくらいの所が一番上の皮が張ってないのね。それで痛みが出ている状態です。出血もたまにあるよね」
私「そうですね。お尻を拭いた時に薄く付く時があります。」
その時、私は度々薬を塗るのをサボっていた事を思い出しました。
と言うのも前回処方された、肛門内に挿入するボラザGはうんちをすると流れてしまうので便意が完全に無くなった時にしか塗れません。
一度うんちを出しても、10分くらいしたら、またしたくなる時があるのでいつもタイミングを見計らって塗るのですが、家を出る時間などと合わず結局濡れなかった事が何度かありました。
治りが遅いのはきっとこのせいだと思うのですが言う怒られる事間違いなしなので黙って置くことにします( ;´Д`)
再度薬を処方される
先生「じゃあお薬の種類を変えてみましょう。ちょっと嫌かもしれませんが指に塗って肛門の奥の傷に直接塗ってください」
私「はい。それはもう仕方ないです(すごい嫌だ!)」
先生「だいたい第一関節当たりまで肛門に入れればオッケーです。薬は1cmくらい出せばいいかな」
私「わかりました(毎回しっかり手を洗わないとなぁ・・・)」
便の硬さはバッチリ
先生「便の硬さはどうですか?」
来ました。この質問には自信満々で答えられます。下痢を治す究極の方法ですこぶる快調だからです。
私「ちょうど粘土みたいな柔らかめですが形ある状態です」
先生「なるほど。理想的な便ですね。来られた時は下痢症だと。おっしゃっていたのに急に凄く良くなりましたね。じゃあ便は特に薬とか要らないですね」
私「ありがとうございます(よし!下痢を治す究極の方法やっといて良かった!)」
再診は更に1か月後
先生「じゃあ、また一ヶ月後に見せにに来てください」
私「はい。わかりました」
薬をしっかり塗らなかった事を後悔しつつ、お会計に向かいます。
頼んでいた診断書をもらう
今日は前回の診察時に依頼した診断書をもらう用事があります。
診断書は人生で初めてです。記載されている主な項目は以下の通りです。
- 氏名
- カルテ番号
- 性別
- 生年月日
- 手術等の原因となった傷病名:痔瘻
- 傷病発生年月日:平成21年頃(医師推定)
- 手術・手術等の原因となった傷病の原因:不詳
- 入院中に治療した合併症:無
- 治療期間:平成26年xx月xx日〜平成26年xx月xx日(現在治療中)
- 入院期間:平成26年xx月xx日〜平成26年xx月xx日(退院)
- 退院理由、退院時の状況:要通院
- 前医または紹介医:有(初めに通院した診療所の名前)
- 初診時期:平成26年xx月xx日
- 既往症・持病:無
- 手術の種類
- その他(肛門手術)
- 手術の内容
- 痔瘻根治術(単純なもの)
- 手術日:平成26年xx月xx日
- 通院による診療年月(日数):平成26年xx月xx日(1日)
- 証明する病院または診療所
- 私の入院した病院と主治医の方のサイン、押印
※アクサ生命の診断書フォーマットです。
これをアクサ生命に送り返せば保険金がおりるというわけです。ちなみに私の保険金だと以下の保険金がおりる予定です。
- 手術補償:1回7万円
- 入院補償:1日7千円
私の場合、手術1回入院3日なので9万1千円がおりる見込みです。
現時点までのトータル支払いと比べると儲かってしまいそうな勢いです。
正に身を切る思いをしましたが、財布は傷まずに済みそうでそれだけは良かったです!生命保険大事ですね!
薬が変わりました
処方された新しい薬であるアクトシン軟膏はこんな感じです。
使用感について別途レポートしたいと思います。
お会計
この日のお会計
病院診察料:1,020円
診断書作成費:5,040円
お薬代:810円
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合計:6,870円
これまでの医療費累計:60,930円