いよいよ痔ろうの手術日が来てしまいました。痔ろうの手術は手術の前日入院という方が多いのですが、私の場合、入院当日に即手術となります。血なまぐさい話になるとすぐ貧血を起こしてしまう私。無事に痔ろう手術に耐えられるのでしょうか。
痔ろう手術のため病院に向かう
6:30 起床
いよいよ手術の日がやってきてしまいました。緊張していたのでいつもより早く目が覚めてしまいました。
朝食は軽くなら食べて良いとのことなのでグラノーラとカフェインレスコーヒーを頂きました。
7:00 便通
緊張もあって緩めの便が二回。この軟便を直さないと手術しても無駄になるんだよなぁと考えて憂鬱な気持ちになりつつ最後の身支度を整えます。
8:20 自宅を出発
あいにく雨模様でボストンバッグとリュックが濡れないように歩くのに必死です。特に背中のリュックはノートパソコンが入っているので濡らす訳には行きません。しかし、4泊だけの荷物とはいえ重い!帰りはタクシーでしか帰れないなぁ。
9:15 病院の最寄り駅に到着
駅前のコンビニを見てそういえば水買わないとなぁと思ったものの、これ以上荷物を増やしたくなかったので病院近くのスーパーで買うことにして歩く。苦労してスーパーまで来てみるとなんとまだ開店していない!そ、そうか。10時開店なのか。。。取り敢えず500mlの爽健美茶は入っているので足りなかったら自販機か何かで買おう。
10:00 受付
身長、体重測定をする。体重を測る時にポケットに財布と携帯が入っていた上、モコモコ服を着ていたので1Kgは重く出た気がするがまぁ誤差範囲かな?
10:10 ベッドに案内される
前回の検査時に個室だよって言われたのに四人部屋。あれあれ?同室はおじいさんが3名でどう見ても痔ろう以外でのご入院。同士がいれば少しは気が楽だったんだけどなぁ。致し方ないですね。
四人部屋なのでカーテンで仕切られるタイプです。
貴重品は棚のボックスに入れます。
鍵はこんな形。大きくて邪魔です・・・。
トイレにいく時など移動時に点滴の袋をぶら下げるためのキャスター付き台です。
お世話になること間違いなしです。
コンセントは意外と数があります。ただ、4人部屋なのでPCは打鍵音がうるさいと思うので使えません。携帯の充電しかないので1つで十分ですね。
既に刺さっている一つは電動昇降機能付きベッドです。
体を起こせない方の介護用に頭や足だけが昇降できるようになっています。
ライトはダウンライト、間接照明、読書灯と豊富です。
ナースコール本体です。スピーカーがついていてここで会話ができます。
ちなみに男性の看護士さんがいらっしゃっても英語は「ナース」で良いようです。
枕は蕎麦殻とクッションの2面枕です。私はクッション枕派なので蕎麦殻は寝にくそうです。
10:20 検温、剃毛、心音
移動式ラックにパソコンを載せて女性の看護士さん二人で来られました。お一人は先輩でもう一人は新人さんの様です。先輩が一つずつ指導しながら進んでいきます。
検温の結果は36.9度でした。微熱ですがOKのようです。
そしてお尻の毛を剃る『剃毛』が行われます!
女性二人にお尻の毛を剃られるとか恥ずかしすぎて死ねます・・・。
看護士さん「じゃぁお尻の毛を剃りますのでズボン降ろさせてもらいますね~」
ズリッ!
問答無用です。お尻にバリカンを当ててちょりちょりされていきます。
私(男性なら少なからずお尻に毛がある事が普通であり、看護士さんには手慣れた仕事のはず・・・!)
と自分を納得させようとするのですが、新人の看護士さんにもがっつり見られている状況は想定外です。
私(早く終わってくれ~~~~!)
看護士さん「あらかた(切った毛は)落としましたが、この後ウォシュレットで流しておいて頂けますか」
私「あ、分かりました」
どうやら拷問タイムは終了のようです。
看護士さんに聴診器で心音を確認してもらい問題なしの判定を頂きました。
手術までに心音とかお尻と関係ない検査も一通りはやるんですね。
10:30 入院の経緯確認
看護士さんから引き続き問診を受けます。
看護士さん「じゃぁ、今回の入院に至るまでの経緯を確認していきたいのですが痛みが出たのはいつ頃ですか~?」
痛みが出たこと、近くの診療所を受信したこと、痔ろうと診断されこの病院に来たことを要立てて説明しました。
この作業にはどのような意図があるのでしょうか。とりあえずご納得頂けたようです。
看護士さんは手元のパソコンに経緯を打ち込んで行きます。
看護士さん「じゃぁ、お名前と連絡先、あと私さん以外の連絡先を2つ教えてください」
私(あ~、他の2つの連絡先って手術でなにかあった時用だろうな~)
嫌な想像をしつつ嫁様の携帯と実家の番号を伝えます。
看護士さん「あと、何かありますか?」
私「採血とかですぐ貧血になります。手術とか怪我とかの話を聞くだけでも倒れそうになることもあります」
看護士さん「あらあら、苦手なんですね。じゃぁなるべく採血とかは寝た状態で取れるようにしますね」
私「お手数おかけします。。。」
10:35 点滴開始
看護士さん「じゃぁ点滴しますね」
先ほど貧血癖があるのをお伝え出来たので、バッチリ寝た状態での点滴となります。
消毒されて点滴の針がぐぐっと入ります。痛みレベル2くらいです。痛みは大したことありませんが針が皮下で動く感触が最悪です。
血管に針が入っていくところを想像すると気が遠くなりますが、この先手術が控えているのにこの程度で貧血を起こすわけには行かないと自分を奮い立たせます。
看護士さん「大丈夫?針が入っていく所とか想像しちゃうとダメ?」
私「あ、ダメ・・・ダメデス・・・・」
看護士さん「あ、ごめんごめん!もうやめとくね!」
おそらく座っていたら一撃死したであろう看護師さんの一言も寝転がっていたのでなんとかかわすことができました。
看護士さん「じゃぁ、しばらくこのまま寝ててくださいね。早く終わるように少し早めにしときますね」
そういって点滴のダイアルを調整して看護士さんは去って行きました。
残された私は、この先始まる大変なイベントにため息をつかざるを得ませんでした。

点滴の針が入りました
11:00 薬剤師さんに薬をもらう
点滴中に薬剤師さんがベッドまで来てくれて薬を処方してくれます。こういうのは薬剤師さんしかできないんですね。
処方された薬は以下の通り
・フロモックス錠 100mg
抗生物質。病原菌を死滅させる。
手術翌日から毎食後に1錠飲む。・ロキソプロフェンナトリウム錠
炎症による痛みや腫れを和らげ熱を下げる。空腹時には使用してはいけない。
手術翌日から毎食後に1錠飲む。
・ムコスタ錠 100mg
胃の粘膜を保護する。ロキソプロフェンナトリウムデイが胃が荒れる為、同時に摂取する。
手術翌日から毎食後に1錠飲む。
・ネリプロクト軟膏
座薬。痔核、裂肛に伴う出血、痛み、腫れ、かゆみ等の症状を和らげる。
手術翌日から朝夕1回使用。
・ボラザG軟膏
座薬。痔核、裂肛に伴う出血、痛み、腫れ、かゆみ等の症状を和らげる。
手術翌日から朝夕1回使用。
14:00 浣腸
私「浣腸してすぐトイレで我慢したらいいんですよね」
看護士さん「いえ、横になっていてもらったほうが、大腸の奥のほうまで薬が届くので出来る限りベッドで横になって我慢して下さいね」
私(まじですか・・・)
看護士さん「じゃぁやりま~す」
グサッ
ニュル~~~
半分くらい注入した時点で既にお腹がぐるぐる言っています。
看護士さん「じゃぁ5分我慢して下さいね」
私「もう、トイレ行きたいです・・・」
看護士さん「頑張ってくださいね。あ、でたら流さずにナースコールトイレにあるので押してください」
私「ハイ・・・」
ここから我慢合戦が始まります。
浣腸は初体験ですが、下痢の最終段階がいきなりやってくる感じです。
入れられた瞬間にもうダメだ~と思ったのですが、日常から下痢になっているいわゆる下痢プロの私には我慢するのは余裕でした。
きっかり5分我慢してからトイレに入ります。浣腸液と共に大腸の中を空にすべく一気に放出します。
ほぼ水ですが、ちらほら固形物も浮いています。
うーん・・・これを見せるのは嫌なんだけどなぁ。
しかし、見せないと先には進めません。諦めてナースコールを押します。
看護士さん「は~い、どうされました?」
私「あ、手術前の浣腸でトイレ終わりました~・・・」
看護士さん「は~い、行きます~」
数秒で現れたのは浣腸してくれた看護士さんとは別の方。
便を見てう~ん・・・と何やら思案されている模様。
私(あれ?もしかしてやり直し・・・?)
と不安がっていると
看護士さん「手術までにもう一度でたら見せてもらえますか?」
私「あ、はい」
どういう意味だったのかイマイチ理解できませんでしたがやり直しはしなくて良いようです。
下痢プロとは言え、浣腸を何度もしたいとは流石に思えません。
病室に戻ると点滴に血が逆流してしまっていました。
どうして良いか良くわからなかったのでとりあえず放置してまたベッドで横になりました。
14:10 点滴液交換、手術着に着替え
看護士さんがカーテンを開けました。
看護士さん「じゃぁ私さん、手術着に着替えておいてもらえますか」
私「はい・・・」
ついに最終準備段階に到達してしまいました。
看護士さん「下着だけつけてあとは脱いだ上でこの手術着を着ておいてください」
おむつは手術後に麻酔で動けなくなるそうなのでその時に使用します。
ナプキンは浣腸時に不安なら使用してくださいともらったのですが、下痢プロで余裕の為、結局使用しませんでした。
これで、痔ろう手術を行う下準備はすべて完了したことになります。
もう、逃げることは叶いません。